■診察室
初めての方は病気についてのお話を診察前に医療秘書がおたずねします。必要に応じてX線検査などを診察の前に行うことがあります。診察室は4室あり複数の医師が診察を行っています。当院で診察を行うのは全て整形外科専門医です。医師を指名することも可能です。検査の結果は診察室でモニターで説明します。
■ 一般撮影(レントゲン)検査
装置を一新(フラットパネルを導入)し、より質の高いレントゲン画像を提供できる様になりました。
■ MRI室
当院のMRIは四肢専用のオープン型MRIです。手関節、肘関節、肩関節、足関節、膝関節、股関節などのスポーツ障害、変形性関節症、関節リウマチの早期診断が可能です。脊椎のMRI検査は連携する病院に依頼して行います。
■ CT室
一般撮影では分かりづらい細かな骨折部位を、色々な方向から断面画像として得ることが出来ます。また、立体画像(VR)として表示させることも可能です。
■ 骨密度検査(DXA)
骨粗鬆症ガイドラインに定められた検査部位(腰椎・大腿骨)にて検査を行います。骨粗鬆症などの診断に有用とされています。
骨粗鬆症の治療に際してはこの骨密度定量検査に加え、骨吸収マーカ等の検査も併用し、より適切な治療を行います。
■ リハビリテーション室(施設基準クリニックⅠ・飯田病院Ⅱ)
飯田整形外科クリニックには外来・病棟にそれぞれリハビリテーション室があり理学療法士・作業療法士が治療を行います。飯田病院のリハビリテーション室では理学療法士による手術後リハビリテーションや針灸師による痛みの治療を行っています。
■ ハンドセラピィ室
当院では2020年度より、ハンドセラピィ専門のリハビリ室(ハンドセラピィ室)を設立し、ハンドセラピィ専門のリハビリスタッフ(ハンドセラピスト)2名を配属しております。ハンドセラピィ室がある施設は、全国的にも珍しいものです。
■ 入院室
クリニックの病室は一般病室17特別室2室です。全て個室ですが特別室のみ差額が必要です。インターネットが使用できるテレビが設置してあります。手術が必要な患者様は飯田病院に入院となります。
■ ペインクリニック
飯田病院のペインクリニックではいろいろな神経痛に対してブロック治療を中心とした痛みの治療を行っています。患者様の状態にあわせて鍼灸やリハビリテーションによる治療を行うこともあります。
■ 手術室
手術は飯田病院で行います。クリーンルームで麻酔専門医の管理下に行います。一般整形外科手術、膝関節・股関節・肘関節などの人工関節置換術、膝・肩・肘・手の関節鏡手術、手の外科手術、マイクロサージャリー手術、脊椎外科手術などが行われています。